Kashi
会議の"内容"ではなく"構造" — 誰が・どれくらい・誰の後に話し、誰の質問が返らなかったか — を何回分も重ねて、対話が崩壊する前のサインを役割別に映すプロダクト。
Product overview + how it works · 事前共有用 · 2026-06
何を解くか

日本で「退職代行」が普及している = 社内の対話が崩壊しきった"見える末端"。誰かが辞める前には、構造的な早い兆候がある — 人が黙る・一人が会話を支配する・同じ問題が未解決で戻る・特定の人の質問だけ飛ばされ続ける。実在するのに複数の会議に散らばっていて1会議では証明できないから、手遅れまで不可視。

既存ツールは全部この層を外す:サーベイは四半期で答えた人だけ/通報は誰かが出して初めて/会議要約botは1会議ずつ/感情AIは職場で規制が厳しく日本の"遠回し"を見逃す。共通の弱点 =「人が声を上げる」か「何を言ったか」に依存し、声を上げる頃にはもう諦めている。

どんなプロダクトか

Kashi は会議の構造だけを読む(内容・感情・個人スコアはやらない)。同じチームを何回分も縦断で重ねて、辞める前のパターンを役割別に映す。判定は下さない — 人がレビューして決めるための、根拠と注意書き付きの"flag"。

どう動くか(フロー)
1
入力
会議の録画・文字起こし(Zoom / Teams / Meet)。raw text はメモリ内のみ
2
構造だけ抽出(内容は読まない)
誰が・いつ・誰の後に・どれだけ話したか/質問は返ったか/遮られたか。言葉そのものは見ない。
3
決定論で分類
発話を question / proposal / deferral 等に・会議を13タイプに(standup・1on1・incident は判定除外)。
LLM 不使用・CI で determinism lock
4
4つの検出器(D01–D04)
話題クローズ/選択的先送り/後追い credit/未応答質問。多発生+集中ゲートで初めて発火。
5
縦断で確定 ← 他ツールと違う所
同じチームを8回以上重ねて初めて"パターン"。1会議は証拠にならない。
6
役割別に映す(DBで強制)
Member=自分のみ/Manager=自分のファシリの鏡/Exec=5人以上の集約。
SQL row-level security(UI でなく)・k≥5
🚫 やらないこと
  • 内容・感情・トーンを読まない
  • 個人をスコア/ランクしない
  • 誰が辞めるか予測しない
  • ハラスメントか判定しない(人が判断)
  • 「signal 無し=問題無し」と言わない
🔒 データの扱い
  • raw text は保存しない(メモリ処理→破棄)
  • 残るのは構造マーカーのみ(例 D01 conf=med count=4)
  • コード強制の 12-field blocklist が content 永続化を物理的に防ぐ
なぜ汎用 LLM/GPT ラッパーに食われないか

監査可能・再現可能・内容不問の3性質(構造レーンは決定論・CIロック、汎用LLMは確率的・不透明・内容を読む設計)+ refusal(個人スコア・人事判断をしない)が SQL と契約に焼き込まれている — 来月書き換えられるプロンプトではない。さらに価値は縦断ベースラインに時間で蓄積する。

正直な現状 本番で動く・908テスト通過・決定論・demo tenant(50会議/5,000ターンで検証)。ただし pre-revenue / pre-pilot = 実顧客の継続会議ではまだ回しておらず、縦断の実証はこれから。次の一歩は最初のパイロットを1本回すこと。
Justine Acaylar · Kashi 全記述は社内 canon 準拠 · 盛らない方針